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    仙台定禅寺ストリートジャズフェスティバル 2008年9月13日

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2008年12月

2008年12月28日 (日)

金曜のセッション

 金曜は上野Every Swingのセッションに行ってきました。大学時代のジャズ研の後輩でプロのピアニストの飯沼君がハウスバンドを務めてくれています。今は亡くなってしまいましたが、最も格式あるビッグバンドだったシャープス&フラッツのピアニストだったこともある、実力派中の実力派です。進行役の小林さんもシャープスでベースを弾いていた方で、私が参加する中では最も伴奏のレベルが高いセッションです。

 飯沼君にはいつも譜面を見てもらったり、今回はセッションが終わってから練習的に難曲のLush Lifeを付き合ってもらったり、とても勉強になっています。演奏は文字通り超一流で、プロと名の付く人、指の動く人は多いのですが、彼ははっきり言ってすべての点で抜けていると思います。

 自分の歌はというと、セッションに来ていたピアニストにほめていただきました。最近少しは自分の声で聴く人を癒せればという意識を持ち始めたところに、癒されたと言って頂いてとてもうれしかったですね。この方もとてもいい感じのピアノを弾かれていて、同じ店でセッションホストもやられているということなので、今度うかがってみようか思ってます。 

 自分が歌い始めた時の聴き手の反応で、どのように感じてもらえているか大体わかります。今回は、On The Street Where You Liveを歌い始めた瞬間に、件のピアニストさんにとってこの曲がお気に入りだったみたいで喜んでもらえたのが分かりました。歌い終わった時評価が下がってないといいんですが、今回はまあまあだったでしょうか。

 今日は、千葉にある高校時代の友人のコテージ?に行って恒例の餅つきセッションをしてきました。デラックスさはありませんが、私も手伝って友人が自分で建築した建物だけに思い入れがあります。グランドピアノやドラムセット、ベース、アンプ類も置いてあって、特に今回グランドピアノを調律&オーバーホールしたのですごく響きがよくなっていました。

 ベースとピアノ、ドラムもやる彼と、ギターを弾く友人、それに私が歌やピアノを弾いて、足りないところはカラオケ音源を使ったりしてセッションするのですが、これもなかなか楽しいイベントです。

 また、搗き立ての餅が最高においしく、正月はこれで楽しめます。

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2008年12月26日 (金)

今日の練習&MIXI書き込み

 今日はやたらに声が出ましたねー。クリスマスなので今日は練習やめと思ってワインを結構飲んだのですが、やっぱり声出したくなってフラフラ歩きながら練習しました(私はいつも歩きながら練習します)。響きがよく、低い方もかなりよく出ました。響き自体は酔ってて正当に自己評価できてないだけかもしれませんが、低い方が出るのは酔っていてもはっきり分かるし、低い方が出る≒声が響いていることなので、多分コンディションはよかったんだと思います。

Mixiでロジャー・ラブの教則本についての書き込みを見つけたので、書き込みました。これで時間を結構かけてしまったので、今日はこれでオシマイ。

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 私は1年半ほど前から歌い始め、ロジャー・ラブのその本を読み、付属のCDで毎日練習をしてきました。結論から言うと、「今は出ない、とても出そうにないと思っても練習していけば出るようになる可能性がある」です。私はそうでした。ボイトレに2週間に一度通い始め、毎日このCDの22トラックにある「Daily Warm-Up Exercise For Men」で発声練習をしました。

 初めの頃は全然出なかったです。FとかGより高くなるともう苦しくて、トラックでの最高音のB(2番目のパターンのMuh)ともなると、無理矢理絞り出せば何とか出ましたが、全然声になっていなくて声質もメチャクチャ細く苦しそうで安定もせず、こんなんでそのうち出るようになるのだろうかと思ってました。

 でも、続けていると出るようになってきて、今はこのB音もよく響くというところまでは行きませんが、歌の中で一瞬だったら使えるかもというところまで来ました。これはファルセットではありません。ラブの言うヘッドボイスだと思います。

 自分的にはむしろ低音をよく響くように出したいと思っていて、このCDでは低い方は重視していませんが、結果的にはBbくらいまでしか出なかったですが、今は調子悪い時でもG、いいときはFまで歌の中で使えます。要は、上も下も音域が伸びて明らかに響きがよくなり、人前で歌う場合でも声をほめられることが多くなってきました。

 ただ、本で書かれているヘッドボイスについては、声帯の合わさる長さという説明をされていて長いこと分からなかったです(実際には見れないので永久に分からないかもですが)。私のボイトレコーチはチェスト、ヘッド(間のミドルやミックスも)は、響かせる場所の違いと言っていて、最近そういう捕らえ方の方が理解しやすいかもと感じ、練習でも高い方は頭骨で響かせそこから上方や前方(眉間の辺りから)に音が出て行く感じが実感できるようになってきました。

 要は継続は力なりみたいな単純なことなんですが、やっぱりその通りだと思います。

 こういう声の話題やジャズの話題中心にほとんど毎日ブログ更新してます。よかったらのぞいてみてください。

http://jazzvocal.cocolog-nifty.com/blog/

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2008年12月24日 (水)

プロの歌い手の真似から

 とても参考にしているロジャー・ラブの教則本には、「個性を出すためには真似から入れ」と書いてあります。自分が一番好きな歌い手のCDそのままにまずは歌ってみて、そっくり同じように歌えるようになりなさい。それから自分流に変えていけば結果的には個性が出るというのです。

 これはとても参考になります。私は、そっくりプロのCDと全く同じように歌ってはいませんが、曲の中でどの部分で強弱と息の多い少ないを使い分けているかは、結構気にして聴いています。ジョニー・ハートマンのEasy Living(key of Bb)を例にとりましょう。8小節あるAの部分のうち、5小節目、つまり「I'm So In Love」を結構強めに、その後の「there's nothing in ~」を静かに息を多くして歌っています。

 それから、2回目のAの最後の「but」はコード(トニック)の5度であるFまで下げて次の「you」(Bb:ルート)まで上げているのですが、このFの低い音が彼の特徴なので結構強めに響かせています。これが聴いていると気持ちいいし、自分の強みをよく生かした歌い方だと思います。私は、調子いい時でないとこのFが響かないので、滅多にこの曲は人前で歌わないのですが、歌うときはこういう風に歌おうとしています。

 キーをCにでも上げれば歌いやすいのは分かっているのですが、下も少しずつ出るようになってきているので、Fが常に出るようになってから歌おうと思っています。このFが常に自信を持って出せるようになるためには、練習ではEb辺りがちゃんと出ないといけないのですが、まだまだですね。

 あと、自己流ですが、AABA構成の曲で、最初のAを息の多い声でソフトに歌って、次のAを響きの多い声で歌って変化をつけるというのも、最近曲によっては意識しています。例えば、Body And Soulはそのパターンで歌っています。もちろん、最初のAは全部ソフトに、次のAは全部強くというのではなく、その中でもフレーズによって変化はつけるようにしていますが、基本的にはこのパターンで歌おうとしています。この辺は歌詞との兼ね合いもあるのでしょうが、まだそこまでの余裕がないので、今のところ適当です。

 ハートマン聴きながら書いていますが、ほんとに低い方がよく出ます。とても真似できませんね。

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2008年12月22日 (月)

ヘッドボイス

 今日もセッション行こうかなと思ったのですが、雨が降っていたし、あんまり行くと懐具合もちょっと気になるので帰ってきて練習しました、ハハ。昨日、すごく響いているという感じは今日はなくて、一番響きがいいときを100点とすると85点くらいでしたが、発見できたことがあります。

 チェストボイス(胸声・地声)、ミドルボイス(ミックスボイス)、ヘッドボイス(頭声)と、下から上に行くにしたがってこういう言い方になっています。チェストボイスはいわゆる地声で分かりやすいのですが、そこから上はなかなか捉えにくい面があります。真ん中のミドルボイスは、ヘッドボイスが分かればその中間だと理解できるような気がしていましたが、ヘッドボイスというやつが、漠然とではありますがよく分かりませんでした。

 というのも、色々な解説の仕方があるからです。私のバイブルでもあり、ブログいも載せているロジャー・ラブの教則本によると、ヘッドボイスというのは声帯が一部しか(図を見ると1/4くらい)合わさっていなくて(チェストは全部合わさっていてミドルは半分合わさっている)、高い声を出す時の声帯の状態とあります。でも、よく考えるとなぜ声帯の合わさり方でなぜ胸とか頭とかいう名前がつくのか、なんですよ。

 一方、ボイトレの中西コーチは響く場所だと言うんです。胸で響かせるか、頭で響かせるか、それがチェストボイスとヘッドボイスの意味することだと。声の高い低いとは直接関係なく、響く(共鳴する)場所を言っているので、低い声でもヘッドボイス的な発声はできるとも。

 これも、ずっと分かりませんでしたが、今日明示的に分かった気がしました。高い方の声を出すと、声帯がラブ教則本のようになっているかどうかは分かりませんが、声が頭骨(頭蓋骨)の内部で響いていて、上方に抜けていっている感じ、前方に向けては眉間の辺りから出て行っている感じが分かります。実は、1ヶ月ほど前から頭骨に向けて響かせている感じはあったのですが、それとヘッドボイスという言葉を結びつけて考えませんでした。今日、その二つが結び付いた感じがします。

 実際、中西コーチが発声すると明らかに口ではなく眉間の辺りからこちらに声が出ているのを感じます。昨日のセッションでは、声に詳しい歌い手さんに私もその辺りから出ていると言われました。頭蓋骨に向けて響いていると感じながら、ヘッドボイスと結び付けなかったのは、何てアホなんだろうと思いましたね。

 一つ前進はしましたが、でも中西コーチの言う、「低い方でもヘッドボイス的に声を出せる」という感覚はまだ分かりません。それができるともっと表現の幅が広がるのでしょうね。今日みたいに、練習で発見することがあると、やっぱり誘惑があっても練習はサボれないなというか、サボりたくないなと思います。

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2008年12月21日 (日)

昨日のセッション・今日の変化

 浅草のSoultrainという店のヴォーカルセッションに行ってきました。この店は、雰囲気も、マスターの感じもよく、何よりヴォーカルセッションのMCのMAHOさんという女性シンガーさんが、たっぷり歌わせようとしてくれるので、時々行きます。今までは月1回だったのですが、1月から月2回になるとのこと、土曜日は今まで行きにくかったのですが、環境が変わったのでこれからは今まで以上に歌わせてもらいに行こうと思ってます。

 昨日は音程が悪くて、1曲に1、2箇所はおかしかったです。ズレると最近は敏感に分かるので、その瞬間「アリャ」という感じです。分からないよりいいのですが、ズレないようにはなかなかならないですね。

 声はほめていただいてうれしかったです。「細胞に響き渡りました」など、うれしくも過分なほめ言葉もいただき感謝です。

 普段はソウルを歌っているという若い男性の歌い手さんが来ていて(セミプロでしょうか?)、その人もとてもいい声してました。しかも、ファルセットで私にはとても出ないところまできれいに出してました。相当キャリアがある感じで、上には上があるものだと思いました。クリスマスソングのピアノ弾き語りまでやって楽しませてくれました。こういうのもセッションのいい所ですよね。

 今日の練習ではちょっと面白いことが起きました。発声練習は調子がいいなという感じで始まったのですが、最後は随分ミックス(ミドル)ボイスの響きがよくなったと感じて終わりました。その後、歌の練習に移ったのですが、途中で喉がポンと弾ける感じがあって声が裏返るようになりました。ただ、響きはやたらに出ているのです。

 裏返っているので、何か喉でやばいことが起きているのかと練習をやめようかと一瞬思ったのですが、喉に違和感はまったくなかったので注意しながら歌い続けていました。すると、裏返る感じがなくなったら、今までより響きがよくなっている感じがして、高い方も低い方もとても楽に出るのでちょっと驚きました。

 もっとも歌っているうちに、痰が絡んできて低い方が出なくなってきて、いつもの自分に戻ってしまいましたが。ただ、しばらくしてから声を出してみるといつもより響きはよかったです。前にもあったんですが、響きが変わる時はいつも、はっきり分かる変化があります。それから、また元に戻って、またよくなる。こういう行ったり来たりを繰り返しながら上達していくといいなと思います。

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2008年12月20日 (土)

人のために歌いたい

 今日の練習は低音はイマイチでしたが、高音はなかなか調子よかったです。両方ともよければいいのですが、ぜいたくは言えない。やはり低音は痰が絡むとだめですが、無理して咳払いをしないようにはしています。

  You Are Too Beautifulという曲があって、以前は結構歌ってました。今日久しぶりに歌ってみたら、前よりうまく歌えた感じがしてうれしかったです。この曲は、難しい「i」の子音が、D(レ)で全音符続くところがあるのですが(サビ前のBeau-Tyという歌詞の前半部分など)、以前より響きが良く、ビブラートも自然になった感じがしました。最近、これより半音高いEbが長く続く慕情を課題曲にしてよく歌っているので、それより低いDは楽に出るようになったようです。こういう時は、手前味噌ですが練習の成果を感じます。

 最近、声や歌(ほとんど声ですが)をほめられるとうれしいのは当然なんですが、なぜうれしいんだろうと考えます。少し前は、自分の虚栄心が満足するという意味でうれしかったような気がしますが、最近はちょっと違って、自分の歌を通じて聴き手が少しでもいい気持ちになってくれたら、少しでも癒されたらうれしいと思うようになりました。

 自分のレベルで聴き手を癒すなんて言葉を使うのがおこがましいのはよくわかっているのですが、自分でも本当に意外なことに、「惚れ惚れするほどいい声ですね」、「聴き惚れちゃった」、「感動しました」とか言われることが少しずつ増えてきました。それと、自分の中でも、自分がうまいと思われたり、お金をもらってライブをしたりすることには以前ほど興味がなくなって、どんなシチュエーションでも、そこにいる聴き手がほんのわずかでも癒されてくれたらいいなと思うようになってきました。

 歳のせいかもしれませんが、自分より周りの人をまず幸せにしたい、その結果自分がうれしいという状態になれば一番いいと思うようになってきました。かっこつけすぎですかね?

 もちろん、聴き手にそういう気持ちになってもらうためには練習が必要ですのし、自分自身練習がとても楽しいので、かなり声は出している方でしょうね。練習できない日もありますが、週に5日は発声練習から歌の練習をするようにしていますし、今日は乗らないけど義務的に練習するかという日は練習する日のうち2割くらいでしょうか。

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2008年12月19日 (金)

上を向いて歌おうよ&ビブラート

 上を向いて歩こうよという歌がありましたが、最近課題曲にしている「慕情」はEbの音が続くので、ボイトレでも毎回歌って声の出し方を指導してもらっています。高い音は、なんといっても喉の奥を開けるのがコツなのですが、その際の姿勢が重要だというのです。首をまっすぐではなく、結構上向き加減にして喉を開けて歌うことを指導されます。

 私は首が凝る体質で上を向くのがちょっときついのですが、頑張って歌っています。私が好きなEngelbert Humperdinckも、高い声が非常によく出ますが、やはり上を向いて歌っていますから、大事なことのようです。

 この曲では、ビブラートの安定させることの重要性を痛感します。長い音符はやはりビブラートがきれいに安定して出せると全然説得力が違います。同じEbでも、母音によってきれいに出る場所と、出ない場所があり、日によっても出たり出なかったりします。ビブラートは一旦かかり始めるといいのですが、だめな時は、なかなかかかり始めず、「早くかかれ」と思って音を延ばしていると、もう次の音符が近づいてきてしまい、ビブラートはかからないわ、次の音符は遅れるわで影響が大です。

 でも、練習しているうちに、少しずつですが苦手な母音、苦手なピッチでもかかるようになってきてはいます。理想は前にも書いたリンダ・ロンシュタット。ビブラートがものすごくきれいで安定しているのでそこに引き込まれるし、音符のどこでビブラートをかけ始めるかも自由自在だし、ビブラートの終わり方も自然。かけ始めるまでのノンビブラートも安定していて揺れが全くない。と、全く完璧デス。

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2008年12月18日 (木)

モーツァルト&朝原宣治

 ここ1週間ほど改めてモーツァルトを聴いてます。もともとジャズと並んでメチャクチャ好きで、クラシックはモーツァルトとビゼーが大好きというか、それしか聴かないといっていいヒドイ偏り方なんですが。俳優兼演出家の斉藤晴彦さんが同じようなことを言っていて、その時には「その通り!」と膝を打ったものです。

 モーツァルトというと、一般的にはトルコ行進曲や交響曲「ジュピター」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などが親しまれていますが、こういうタイトルが付くようになったのはベートーベン以降の傾向で、モーツァルトの時代までは少なかったんじゃないでしょうか。私が好きなのは、ピアノ協奏曲20番、21番、クラリネット五重奏曲、弦楽五重奏曲(聴きながら書いてます)、きりがないのでまたにしますが、ものすごくたくさんあります。

 モーツァルトがどういいのかは別の機会に譲るとして、最近同じ曲でも聴く度に新しい音が聴こえて来ます。耳がそれぞれの楽器の音を少しずつ聴き分けられるようになったということだと思います。歌うとき、伴奏の音を常に注意して聴いているので、それがいいのかもしれません。こうなると、曲のよさがかなり違って聴こえてきて、こんないい曲だったのかと思うことがしばしばで、これは快感です。また、ちゃんと書こうと思います。

 NHKのプロフェッショナルという番組が好きでよく見ています。北京五輪のリレーで銅メダルを取った100m走の朝原宣治さんが出ていて、啓発されました。練習の時に、感覚を大事にして、それをメモ帳に細かくメモしていたというので、同じだ、やっぱりこれが大事なんだと思いました。本人にしか分からないのでしょうが、「尻尾を振るように」とか「骨盤の内側を張るように」とか書いてあったような気がします。練習の時に、いい感じだった時にどう感覚が反応したが、どういう感覚を持ったらよかったかということのようでした。

 発声練習の時には私も全身の感覚にかなり気をつけています。喉が開いたか開かないか、喉頭が下がっているかどうか、舌はどこにいるか、肺からの呼気はどんなイメージで流れているか、唇の形はどうかなど、音程は練習教材と完全に一致しているか、声の質はどうか、頭蓋骨を響かせているかなど、たくさんありますが、これらの組み合わせによって、自分にとっていい声が出ている時の状態を記憶し、再現するのが目的です。恐らく、朝原さんと同じ目的だと思います(レベルは別として)。

 その意味では、ブログは自分のためという要素も大きいです。上に書いたようなことばかり書いているとあまりにもマニアックなのでそれはしないようにしていますが、言葉にすること、記録することの意味があるのだと思います。朝原さんが、自分にしか分からない言葉、感覚でも、書き残しておくことに意味を見出しているようでした。

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2008年12月17日 (水)

今日のセッション

 昨日は参ったというぐらい喉がやばかったのですが、今日は夕方会社で普通だったので(昨日もそうだったんですけど)、懲りずに千駄木のDjango(ジャンゴ・ラインハルトという伝説的なギタリストの名前です)のセッションに行ってきました。

 今日のホストバンドはアルトサックスの吉野ミユキさんがMCで、サックス教室も持っていてその生徒さんがたくさん来られるインスト中心のセッションだと聞いていたのですが、やはりその通りで、私が店に入った時は、もうサックス(アルト、テナーからバリトンまで)机の上に並んでいて、サックスプレイヤー中心のセッションでした。でも、ヴォーカルも女声二人、男性二人(私含め)来てました。

 人数が多かったので歌ったのは2曲。最初はTaking A Chance On Love、次は楽器中心のセッションということもあり、All The Things You Are。声は昨日の今日だったのですが、調子は悪くなく、何人かからいい声だとほめていただきました。ほめられた時どういう反応をしたらいいのか最初のうちは分からなかったのですが、最近は素直に「ありがとうございます」と言うようにしています。

 今日は録音しなかったのですが、歌ってる時の自覚としては、テーマを歌ってる時の音程80点、スキャットの時の音程60点というところでしょうか。足りないところは音程以外にもビブラートやフレージング、発音などたくさんあるのですが、やはり一番気になるのは音程です。まあ、少しずーつ(すこーしずつの方が普通か?)よくなっているかなと。

 今日の吉野ミユキさんというアルトサックスを吹いていた女性はうまかったですねー。特にフレーズの作り方が素晴らしく、テンションの使い方が私好みでした。ヴォーカルだと全く同じようには行きませんが、大いに参考になります。話す機会はなかったですが、私がテナーサックスを吹いていた時大好きでよくコピーもしたソニー・スティットというテナー奏者を好きなんじゃないかと思いました。なかなか楽しかったです。

 →赤いトマトさん 再びコメントありがとうございます。喉は戻った感じです。

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2008年12月16日 (火)

赤いトマトさんへ

コメントありがとうございました。ほんと、喉は予想がつかないので困りものです。特に自分はデリケートというか弱い気がしますね。歌ってるうちに強くなるのかな?

MIXIも見ましたよ。広島の府中だったんですね。ギター弾き語りのライブ頑張ってください。

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2008年12月15日 (月)

弾き語り

 今日は、行ったことのない横浜のライブハウスのヴォーカルセッションに行こうと思って会社帰り電車に乗ったのですが、渋谷駅辺りで急に喉がものすごく痒くなり咳が止まらなくなりました。新型インフルエンザが流行るとか言われているので周りの乗客も不安になるだろうと必死で咳をこらえていたのですが、するとますます違和感がひどくなって渋谷駅に着くとすぐに降りました。ホームに降りてからもしばらく咳が止まらなくて、こういう時は碌な声が出ないのが経験上分かっているので、ほうほうのていで帰ってきました。

 こういう時は声を出しちゃいけないので練習は休みました。しばらくは、喉の左側(いつも違和感が出るとすればこの辺り)がずっとひりついてて、今でもつばを飲み込む時に違和感があります。という感じだったので声を出す気もしなかったですね。

 その代わり、久しぶりに弾き語りの練習をしました。声はしゃべる程度にしか出さず、ピアノ中心で。曲は教則本の一番最初に載っている(つまり一番簡単な)ムーンリバーですが、譜面的にはすごく簡単なはずですが、私的にはかなり難しく、毎回少ししか上達しません。でも、ピアノの両手で伴奏しながら旋律を歌うというのは、うまくできれば満足感があるだろうなという感じです。

 左手でコードネーム通り適当に押さえて右手で旋律のみを弾くのは比較的できるのですが、左手右手合わせて、最低でも4つ、多いときは6つの音を同時に弾くというのが難しいですよねー。ピアノをやってきた人にとってはなんということはないのでしょうが。パッと音符を見た瞬間に指が反応するくらい慣れなきゃだめってことでしょうね。でも、コードの練習にはなります。

 それにしても、急にせき込んでしまうというのは困りものです。ライブの直前や歌っている最中にそうなったら最悪です。

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2008年12月12日 (金)

セッションの性格と選曲

 入谷のFour & Moreのセッションに行ってきました。11月に日曜日のセッションに行ったら半年前に行った時とは違って音響がよくなっていた感じがあったのでまた行ってみましたが、今日はそれほどいいとは思いませんでした。ひょっとしたらですが、前回は声の調子がよくてそう感じたのかもしれません。でも、音響のセッティングが変わってないとすれば、前回よりは響いてないように思えても、半年前よりはよく鳴っている感じがしたので響きが向上したということかもしれませんね。

 今日のように、ただ「セッション」としている場合は楽器中心になり(歌い手さんはもう一人いましたが)、「ヴォーカルセッション」とうたっている場合は当然ながら歌い手中心になるので、選曲を変えるべきだろうと考え始めました。

 一つはバラードの考え方です。セッションでバラードを歌うとなると、大体4分音符=70~90くらいになるので、多くの場合テーマ1コーラスの後ピアノが半コーラス、その後後半コーラスを歌うというパターンになります。つまり、都合2コーラスで、テンポがゆっくりな分3コーラスやると長くなりだれる感じがあるのでこういうお約束のようになっています。

 楽器中心のセッションでは聴き手が皆がインスト奏者ですから、当然楽器を聴きたいのですが、バラードは歌伴に興味があるピアノ、ギター、ベースを除けば、2コーラスのうち、歌が1.5コーラス歌っているので興味を持ってもらえる部分が少ない、逆に言うと、歌の力が相当ないと聴き入ってもらえない傾向があります。今日は、人前で初めて「You Don't Know What Love Is」というマイナーの(暗いとされている)バラードを歌ったのですが、あまり拍手は来ませんでした。まあ、単に下手なだけかもしれませんが。

 そこへ行くと、ヴォーカルセッションは客がほとんど歌い手ですから、インストプレーヤー以上に歌唱技術の色々なところに興味を持ってもらえる傾向があるわけです。You Don't Know~などはそこで歌うべきかもしれません。そこへ行くと、今日も歌いましたが「All The Things You Are」はスキャット付で歌うことにしていますが、楽器中心のセッションでも「どんなスキャットアドリブをやるのか」という聴き方をしてもらえるように感じます。うまくできた時は、インストプレーヤーからも「少しはやるな」という感じが伝わってくることもあります。

 今度、ヴォーカルセッションでも「You Don't Know~」を歌ってみるつもりですが、そこで受けが悪ければ、10年早いということになるので、ちょっと怖いですがチャレンジしてみないと何事も始まらないですからね。

 ヴォーカルセッション、楽器中心のセッション、自分のライブで、そこにいる聴き手が何を望んでいるのかはかなり違うので、それに合わせた選曲、スキャットの有無を選択するのが大事だという気がしています。

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2008年12月10日 (水)

ダンサー岩田守弘

 NHKスペシャルで岩田守弘さんというロシア伝統のボリショイバレエでただ一人外国人ソリストとして活躍中のバレリーナ(女性形?男はバレエダンサーというのが正しいのか?)にフォーカスした番組をやっていて、とても面白かったです。

 まず、めちゃくちゃ競争が厳しい社会だということ。バレエの中でもボリショイというのは世界の頂点ですから、求められるものがものすごく厳しく、天才的な才能の中でごく少数だけが残っていける世界のようです。その中でも、身長166センチと低い岩田さんは、個性的な脇役を見事に演じ続けていて観客の評価もすごく高いんだということが分かりました。

 もう一つは、フィジカル的にものすごくハードな世界だということ。舞台の上では優雅にしか見えないので改めて言われないと分からないのですが、とてもハードで怪我も多く、番組の中でも踊っている最中に足が痙攣したバレエダンサーがいたり、岩田さんも38歳でほとんど年齢の上限に挑戦しているということでした。でも、スタジオでも披露していましたが、ジャンプなんかものすごく高かったですね。もう、毎日苦しそうな練習の積み重ねでした。

 一番共感したのは、「いい時より悪い時に成長する、悪い時は宝物」、「決してのぼせ上がらない」という言葉でした。私なんかとはレベルが天と地ほど違うのですが、気乗りしない時も含めて毎日練習して声がアップしてきた実感があるので、なんとなく分かります。

 とにかく時間を無理矢理作ってでも練習する、乗らない時でもとりあえず練習を始めてみるというのはすごく大事ですし、悪い時には悪い時なりにどういう点に集中ポイントを置くか、本番でもこういう状況があると考えてどうすれば少しでもよくパフォーマンスできるかとことを考えるようにしています。まだまだノウハウがあるのでしょうが、とりあえず練習ポリシーが間違ってないと感じることはできました。

 それと、のぼせ上がらないというのは、これもとてもよく分かります。アマチュアの女性シンガーさん(特に若くてルックスもいい人は)を見ていて思うのですが、周囲の(特にオジサンたち)からの「いいね」「うまいね」という評価を自分なりに正当に消化してくれることを祈っています。何をいいと思うかは人それぞれですが、セッションなどでは、オジサンたちが女性の歌い手さんに対して相当甘めのコメントを言っているケースが多いと感じます。

 それを客観的に分かった上で、ちゃんと努力をしていい歌を歌っている人もいるのでしょうが、のぼせてしまって「歌唱技術はこれで十分」と考えて、本来もっと高い地点に到達できる歌い手さんがそこまで行けないとすれば残念ですからね。

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2008年12月 9日 (火)

音楽を通じたつきあい

 今日は、学生時代のジャズ研仲間で、定禅寺ジャズ祭にも一緒に出たベースのヤスヒロ君と上野で飲んで来ました。学生時代から話が合う方だったですが、最近仕事での共通点もあってお互いより理解できるようになった気がします。今日も楽しく飲んできました。

 話題は仕事を別にすればやっぱりジャズ。しかも、どのCDがいいとかいうだけでなく、演奏する立場での話がやっぱり面白い。ヤスヒロ君は福島県に住んでるのですが、仙台のライブハウスでのジャムセッションに仲間と行って来てほとんど3時間ぶっつづけに弾いて死にそうだったと言ってました。

 私は、先週のセッションでこんな歌歌ったとか、内田さんというホストバンドのベーシストがとても感じがよく、今度ライブやる機会があれば頼もうと思っているとか(ヤスヒロ君にもつきあってもらったことがあるのですが遠隔地だとなかなか難しい)、歌の課題はあーだこーだとか話してました。

 お互い、学生時代はプライドもあって話せなかったことも今は話せるので面白い。例えば、私が学生時代はテナーサックスを吹いていていくらやってもいい音が出なかったけど最近は声をほめられることもあると言うと、ヤスヒロ君は地元で組んでいるバンドのボーカルから、バンド組んだ頃は音程がよくなかったけど最近はよくなったと言われたこととか(ウッドベースなので)、自分を客観的にみられるようになったからこその会話ができます。

 高校時代の仲間もそうなのですが、最近ほんとに彼らとのつきあいが楽しく、ありがたいと思います。幸い、最近も歌を通じた知り合いが出来ることも楽しいです。色々な局面でコミュニケーションができるといいですね。

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2008年12月 7日 (日)

好きな声質

 声の質や響きは歌唱技術や個性の一つの要素ですが、大きい要素だとは思います。自分が聴く立場になった時、とても好きな声の歌手にはやっぱり聴き惚れてしまいますね。私もたまにはそう言ってもらえることがあってうれしいのですが、もっともっと磨いて行きたいものです。

 女声では昔から好きなのがジュリー・アンドリュース。言うまでもなく、サウンド・オブ・ミュージックやメリー・ポピンズのヒロイン役で、幼少時から4オクターブ出たというからすごいですよね。声の質はうまく表現できないですが、つるんとした玉のように柔らかさがありながらしっかりとした芯があるようなといえばいいんでしょうか。ジャズで歌われるスタンダードはほとんど歌っていませんが、声は好きですねー。

 女優としてもいいですよね。横顔のかわいらしくしゃくれた鼻が特徴の、魅力的なルックスです。私が持っているサウンド・オブ・ミュージックのDVDにはロバート・ワイズ監督のメイキング回想が入っていて面白いのですが、その中でジュリーに関して、「ものすごい根性の持ち主で、納得がいかないと『もう一度やらせて』と必ず頼んでくる。それを断るのは難しかった」と言っています。このDVD(当初はビデオ)は、多分30回くらい観ているでしょう(アマデウスは50回くらい観ました。とにかく凝り出すと飽きるまで観続けちゃいます)。

 声帯に腫瘍ができて手術に失敗し、元の声が戻らなくなったそうで、ほんとに残念です。あれだけ素晴らしい声が出ていたのに戻らなくなったらものすごく辛いでしょう。

 最近では、前にもブログで書きましたがリンダ・ロンシュタットがいいですね。とても透明感のある声ですね。ジュリー・アンドリュースの声が、芯にあるのが玉だとすると、水晶のような感じというのかな。しかも、ビブラートがこんなにきれいに出るという人は少ないんじゃないでしょうか。

 男ではいつも書いてるフンパーディンク。特に中高音域は最高ですね。時々、声の最後で息だけにしてふっと高く抜くような独特のテクニックもにくいです。今の声もいいですが、若い頃はもっと声の芯に鋭いものがあって、あれもよかったなあ。

 低い方はなんといってもジョニー・ハートマンですね。今日改めてたっぷり聴きましたがやっぱりすごい声です。Cまでしっかり出ているんじゃないでしょうか。私の場合、Gより低いとかなり身構えて(喉構えて?)出さないと出ないんですが、ハートマンは難なくしかも強いアタックで出せる。及びもつきません。

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今日の響き

 今日は乾燥のせいか喉には違和感があったんですが、響きはなぜかむちゃくちゃよかったです。最近、痰がからんだり今日のようにヒリヒリ感があってもなぜか声はよく出るということがあって不思議なもんだと思ってます。声さえよく出れば違和感なんてどうってことないですからいい傾向だと思ってます。

 低音もかなり出ている感じがあったので鍵盤を押さえてみたら、低いEがちゃんと出ました。どこまで行くかと思って半音ずつ下がっていくと、C(Low C(ツェー)とクラシックでは言います)まで、周波数としては出ましたね。濁って不安定なので歌の中ではとても使い物になりませんが、ここまで下がるとこういう感じなのかということだけは分かりました。クラシックのバス歌手でもLow Cがちゃんと出ると一人前とされているみたいです。

 高い方は、練習ではミドルボイス(ミックスボイス)でAまで行きますが、チェストボイス(地声)でしかも長く出せるのはF止まりですね。下は今日はEが出たとはいえ、Fがちゃんと出せることが多くなってきたという感じですから、まあFからF、2オクターブが歌では使えるということです。4オクターブとか6オクターブという歌手もいるみたいですが、どうなってるんでしょうか。私がやりたいことはそこまで行かなくても表現できますが、それでも下はDくらいまで、上はCくらいまで出ればいいなと思っています。

 昨日のセッションでは、最近色々な店でお目にかかるアルトも吹くヴォーカルの小菅さんとご一緒しました。My Foolish Heartのエンディングがオシャレだったと言われてうれしかったです。譜面上は最後(heartの音)がトニックのルートFで終わるのですが、最後のルバートでC(my),Eb(fool-),Db(-ish)、C(heart)と即興で終わりました(音名は今ピアノを押さえて確かめました、ハハ)。そういうところをちゃんと聴いてくれるのはうれしいものです。でも、ほんとは楽器とこう終わるからと打ち合わせておいて、それに合わせたコードを用意しておいてもらわないといけないんですけどね。

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2008年12月 6日 (土)

今日のセッション

 上野every swingのvocal sessionに行ってきました。夕方会社で電話をしていたら急に喉に違和感を感じて咳き込んでしまい、相手から「風邪ですか?」と言われました。しばらく違和感があり、これは歌いに行くのは無理かなと思っていたら、収まって来たので行ってきました。

 すると、4曲歌えたのですが、最後まで喉の調子がよかったんです。不思議なものですね。いつもは、途中で低い方が出なくなる傾向があるんですが、今日は最後まで低い方が出ていた感じです。歌ったのは次の4曲

・It's Only A Paper Moon(スキャット付)
・My Foolish Heart
・All The Things You Are(スキャット付)
・Love Is A Many Splendored Thing(慕情)

 最近の課題曲のMy Foolishはまあ75点といったところですか。テンポが前回のセッションでは遅すぎた反省があったので今日は気をつけたらよかったです。でも、たまたまそうなった感じがあるので、短いVerseを含めてどう指示を出すかはよく考えないといけません。ある時うまく行ってもそれは偶然かもしれず、伴奏してくれるメンバーの力量頼みということになるとうまく行かない場合もあるので、どんな人と演奏してもうまくテンポ出しができるようにしないといけません。

 慕情は何度歌っても難しいですねー。毎度書いていますが、Ebの長い音符を狙い通りの声量、ビブラート、ピッチで歌うのがムズイです。短い音符だとごまかしがきくこともありますが、長い音符だと力量がモロに出てしまう。

 今日は会社でうれしい話を聞きました。4年くらい前に仕事で大変お世話になっていたお客様が、このブログをウォッチしてくれていて、Nさんの心境の変化が良く分かるなどと言ってくれているというのです。歌い始めてから一度ライブのご案内をしてその後メールのやりとりは途絶えていたのですが、ブログを読んでいただいていたというのは大変うれしいですよ、杉田さん。今度、ライブの機会があればお知らせします。

Jvocal

2008年12月 5日 (金)

いい本みつけました

 2、3日前、昔住んでいた学芸大学に仕事で行って、帰りに駅に向かう途中古本屋にふらりと入ったら、随分昔の音楽関係本もあって面白そうな本を2冊見つけたので買いました。

 一つは、大分前に廃刊になったユリイカ(詩と批評)という雑誌のガーシュイン特集号で、結構ジャズ関係も特集していました。いったい何時発行されたのかと見たら、昭和56年(1981年)ですからなんと27年前。これだけ時間が経っても商品価値があるというのは、内容にそれだけのものがあるからでしょう。ちなみに私が就職した年ですね。

 実際、かなり面白いんです。時代背景、人となり、兄で作詞家であるアイラ・ガーシュインの詞、クラシック作曲家との交わりなど、色々な角度からライターが書いていて、今ではなかなか読めない内容だと思います。これが450円で買えました。

 もう一つは功罪相なかばするSwing Journal社の「ジャズ・ボーカル名曲名盤」というムックです。これは平成5年の出版。ジャズボーカルの名盤や歌手、名曲などを取り上げていて、資料的には価値があります。例えば、ユーチューブで歌手名を検索するだけで、聴いたことなかったこんな歌手がこんな素晴らしい歌を歌っていたんだということがありえますからね。

 ただ、スイングジャーナルだけに限らないのですが、日本のジャズ批評やライナーノートははっきり言ってレベルが低いと思います。この本も記事内容には、疑問符がつくところが結構ありました。例えば、「トーチソングに見られるやるせない思いを歌ったものだけがバラードと考えられがちだが」などという解説もありますが、?です。トーチはたいまつのことで、じりじりと焼かれるようなという意味から、愛する異性への思いがかなえられなくてあるいはつれなくされて焼かれるような思いを歌っています。

 一方、バラードはもっと幅広い意味で歌われています。Wikipediaによると、「ゆったりしたテンポ、静かな編曲、美しいメロディライン、そしてラブソングを中心とした感傷的な歌詞を特徴とする楽曲」となっていて、これが妥当な定義でしょう。誰も、トーチソング≒バラードなどと考えていないでしょう。

 It Might As Well Be Springという曲の描写もひどい。これは、恋がかなわなくて極度に落ち込んでいる男心を、Lorentz Hartが見事に表現した歌詞で、「世の中では春が来たと言っているようだが、自分の心の中はまったく春を感じられるような心境じゃない。春が来た、そうなんだ」。という内容です。これに「春の如く」という邦題をつけた人も罪ですが、この本でもそれを受け売りして、春でもないのにハートが咲いた気持ちを唄っている。(中略)。春の気分横溢である」と能天気もいいところです。

 スイングジャーナルに限らないと書きましたが、ずっとジャズの評論がスイングジャーナルしかない時代も長かったので、この程度の記事しか提供してこなかった責任は大きいと思います。雑誌が甘やかしたので、ジャズ批評家のレベルも低い、それでジャズファンもミスリードされる、裾野が広がらないという悪循環の時代が長いと感じています。

 需要があるところには優秀な才能が集まるのが市場原理なので、それだけジャズはある意味でマニアのものであり、優秀な書き手がいなかったという事情は確かにあるのだと思います。それを承知の上でスイングジャーナルの責任は大きいと思いますね。あっ、またこんな時間になってしまった!

Jvocal

2008年12月 4日 (木)

The Real Vocal Book

 先週の木曜日に喉をやられたり、ちょっと落ち込んだりして練習してませんでしたが、今日は気を取り直して久しぶりに練習しました。一番いいときの響きではありませんでしたが、低い方は出たし、喉の調子はまあいい方でしたね。ボイトレでの課題曲にしている、Love Is A Many Splendored Thing、何度も書いていますが難しい。EbキーのルートであるEbが長く続くのがなかなか安定しないんです。Ebの音でもミディアムやアップテンポで4分音符出すくらいなら簡単なのですが、スローテンポで全音符なので厳しい。

 まず、出だしのピッチがきっちり合っていないといけない、ビブラートをかけ始めるまで揺れないようにしないといけない、かけ始めてからは安定してかけて、最後をスッと終わらなければいけない。。。少しずつはよくなってると思いますがまだまだです。

 今日はMixiで楽譜についてのいい情報を見つけました。日本で出ているジャズ用の楽譜は何種類かあるのですが、帯に短し襷に長しというところがあり、私はそれを少しずつつまみ食いしてネットで補完したりしてBand-In-A-Boxに打ち込んでいるのすが、アメリカのReal Bookという楽譜が日本でも手に入ります。

 これがいいらしいことは分かったいたのですが、調べると何種類もあり、歌にとって大事なVerseが載っているもの載っていないもの、ジャズマン作曲のスタンダードが多く歌物が少ないもの、歌詞がないものなど色々あることが分かりました。vocal用の、The Real Vocal BookのⅠ、Ⅱというのがあるようで、これにしようかと思ってます。こういう情報を取れるのでMixiは非常に便利です。

Jvocal

2008年12月 3日 (水)

どんな時も歌を

 今日はちょっと違うモードかもしれません。人間だから辛い時、不安な時もありますし、時には自棄になってみたい気分の時もあると思います。そんな時は何をやる気もしなくなりがちですよね。ほんとに苦しい時は、いくら好きな時でもお休みするしかないのかもしれませんし、私も今日はそこまでのの状況ではないのに練習サボってます。

 最近、段々と声や歌、それからブログで書くことも評価いただくことが少しずつ増えてきて、自分が自己表現のためにすることを楽しみにしていてくれる人がいるんだと実感しています。大変ありがたいことであると同時に、楽しみにしていてくれる人がいるなら、いくらアマチュアとはいっても、何だやめちゃったんだとがっかりさせたくはないという思いはあります。逆に言えば、自分が多少辛い時があっても、歌うことや書く事をサボったりやめたりしてはいけないんだと感じます。

 それに、うまく歌えたり書けたりした時は必ずいいレスポンスをもらうということが分かってきたので、それは落ち込みかけている時にも大いに勇気付けられます。しんどい→歌わない→書かない→反応もない→余計何もしなくなる、というスパイラルにだけは陥らないようにしようと思っています。

 ただし、しんどいことがあるなら、その原因をなくす努力をした上でないといけないでしょうね。それがずっと続いてよくなる見通しもなかったら長期的にはきっと好きなことも続けられなくなるでしょう。状況を改善するために努力は必要で、改善するまでの厳しい状況を好きなことが緩和したり救ってくれるということでしょうか。

 まあ、これを書いている今は酔いに逃避してたりするので、完全前向きモードになっているかどうかは分かりませんが、自分なりの処方箋はできたかなと思います。

Jvocal

2008年12月 1日 (月)

楽譜の書き方・楽譜の選び方

 Mixiの実践!ジャズヴォーカルというコミュニティで楽譜の作り方というトピックが立っていたので、私が使っているBand-In-A-Boxというソフトの利点について書いたらレスポンスをいただいて、参考にする楽譜は何がいいかという話に発展したので、書いていたらさらに発展してコード進行の話になってしまいました。今日はこれをそのまま書きます。

 いつもはここまで熱を入れて書かないんですが、今日は練習したかったのを喉のために敢えてこらえて書き始めたら長くなってしまいました。この種の話題は適当なところでやめるということができないんですよねー。

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 まず、スタンダードジャズのすべてですが、コードはかなりいい加減とは書きましたが、めちゃくちゃということではありません。自分でピアノを押さえながら歌ってみると、まあそれほどおかしくないかという曲もけっこうあります。メロディと歌詞はこの本以上のものはないと思っているので存在価値は十分あると思います。

 コードに関して言えば、明らかに間違っているコードネームをつけていることも結構あるのですが、いわゆるジャズ的なコード進行にはなっていないといないことも多く、ジャズ的コード進行に慣れているピアノやギター、ベースの人達にとって、歌い手以上にこの本の違和感を感じることが多いのは事実です。

 一例を挙げましょう。ジャズではⅡm7-V7というコード進行がよくでてきます。これは、Key Of Cでは、Dm7-G7となります。Dm7はD,F,A,Cという音から成り、G7はG,B,D,Fという音から成ります。和名で言えば、レファラドとソシレファです。ドミソの安定した感じからもっとも不安定でドミソに戻りたい感じがするのがソシレファ(ドミナントといいます)。ドミナントに行く前によく来るのがファラド(サブドミナントといいます)です。

 ファラドの代わりによく使われるのがレファラドでほぼ同じ機能です。ジャズでは、レファラド-ソシレファを非常によく使います。ⅡとVなのでツーファイブとも言われますが、この進行を見た途端調性が分かります。ジャズのプレイヤーはこのコード進行パターンが身にしみついています(私も学生時代楽器をやっていたのでそうでした)。例えば、F#m7-B7ならKey Of E、Bbm7-Eb7ならKey Of Abということになります。アドリブをするにはこの把握が大事です。

 スタンダードジャズのすべてでは、このⅡm7-V7のパターンが少なくて、独自の解釈が多いので、ジャズを中心に演奏しているプレーヤーはあれっと思うことがよくあります。その点、青本は、Ⅱm7-V7のパターンにしているパターンが多く、ある面画一的に感じることもあるのですが、伴奏者は違和感を感じることが少ないと思います。反面、この本は歌詞とメロディの点では当てにならない、というか歌詞を音符に関係付けていないので、これだけでははっきり言って歌えません。両方要ると思います。

 でも、青本もたまにうーんというコードがあったりするので、その時はネットで補強です。アメリカ発のReal Bookという楽譜もいいようなので買おうと思っています。

 人によっては難しいアプローチであることを分かった上で、敢えて言うと鍵盤楽器(ギターでもありでしょうが、両方やったことがなければ視覚的に把握しやすい鍵盤楽器がいいと思います)を手元に置いて、いろいろな本に書いてあるコードネームを押さえて見て自分が一番好みのコードネームの進行にするのが一番いいと思います。これによって随分勉強になるし、メロディフェイクにもプラスになり、いずれスキャットもできようになるかもしれません。

Jvocal

カラオケで喉を痛める

 昨日はいきつけの飲み屋でカラオケを歌ったのですが、失敗して喉を痛めてしまいました。途中で川の流れのようにを歌ったのですが、キーが高すぎるのに調整しないで無理して歌っていたら、途中で喉に違和感が出て咳き込んでしまいました。しかも、それでやめないで、少し休んでからまたたくさん曲を歌ったので、今朝起きたら喉がガラガラ状態でした。結構酔っ払っていたので喉の違和感をあまり感じなかったんでしょうね。

 今日はボイトレだったのですが、それまでは喉に違和感はあるものの声はまあ出てるかなという感じで、でも大事を取って発声練習はしないで行きました。そしたら中西コーチに、結構枯れた声になってますねと言われてがっくり、低い方も最初の練習ではAbまでしか出ませんでした。中西コーチがそういう時のための調整練習をしてくれたので、少しずつ下が出るようにはなってきましたが、声が枯れた感じは最後までそのままでしたね。

 自覚が足りなかったと大いに反省してます。川の流れのようにはもう歌わないことにします。歌い出した時はキーを変えなくてもいいかなと思ったんですが、次第に高くなっていって、しかも絶対出ない音ではないと感じたので無理矢理出してしまいました。今も喉が変ですもんねー。

 最近、エンゲルベルト・フンパーディンクやチェザーレ・シエピについて書いていると、思いがけなくファンだという方からコメントやメールをいただくことがあってうれしい驚きを感じています。日本のファンはエンジと呼んでいるフンパーディンクの熱心なファンの方からメールをいただいたことは前にも書きましたが、今回は、11/17に書いたオペラ歌手チェザーレ・シエピのファンだという方からコメントをいただきました。この日の記事にコメントついていますので読んでください。

Jvocal

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